私屋の仕事が決まったら、あらかじめしておくべきことはある?
花屋の仕事が決まったら、しておくべきことはある?
花屋に採用が決まったら、準備は必要?
アルバイト、正社員を問わず、花屋に採用が決まったら、出勤初日までに準備しておくべきことはあるのでしょうか?
管理人個人のことを言いますと、あまり何か準備した覚えはありません。なので、この記事の情報は、特に重要なものではないです。
しかし、何もしないで初日を迎えるのが不安な方もいると思いますので、「最低限これだけしよう」ということと、「こんなことをしてみてもいいかもしれません」という情報を紹介します。
※花屋の業務経験の無い方向けの記事です
目次 花屋の仕事が決まったら、しておくべきことはある?
1.最低限、これだけはしておこう
2.色々な花屋の店頭を見ておく
3.「花屋 仕事」などのキーワードでネット検索してみる
4.本屋に行ったら、花本を見てみる
5.身近に花屋経験者がいれば、話を聞いてみる
6.家に来た花商品を観察してみる
7.「きつい業務になる」ことを覚悟しておく
最低限、これだけはしておこう
本当に最低限しておくべき準備は、
「店(会社)に言われたことだけをする」
です。
管理人自身は、ほとんどこれしかしませんが、困ったことはありません。
しかも、かつて事前に店に言われたことというのは、
◆道具を準備しておいてください(鋏、エプロンなど)
◆寒いので、それなりの防寒ができる上着で来てください
↑これくらいしかありません。何かを練習しなさい、何かを覚えてきなさい、という指示は今まで一度もありません。花の知識・経験が全く無い人でも、言われたことだけに対応していれば大丈夫と思います。
「言われたことだけする」ということは、何も言われなかったら、何もしなくて良いということです。私には、それで困ることがあるとは思えません。「きつい仕事だ」という覚悟だけしてあれば、あとは準備ゼロで行っても何とかなるものです。
このように、私自身は事前準備をしないタイプなのですが、何かしらしておきたい、もしくは、できるものがあればしておきたい、という方は、下の項からの解説をご覧ください。
色々な花屋の店頭を見ておく
身近の花屋や、出先で見かけた花屋でいいので、観察してみましょう。
例えば、下記のような、
「こんな花がある」
「店員さんのエプロン、ああいう形が多い」
「花バケツの大きさって、こんなに種類があるのか」
「バラ1本の値段も、ずいぶん差があるものだ」
「小さい店なのに、意外に店員が多いな」
なんとなく、花屋の空気を感じておく、という程度でも良いです。
「花屋 仕事」などのキーワードでネット検索してみる
これも、気軽な気持ちで良いです。「花屋 仕事」「花屋 バイト」「花屋 業務」などのキーワードで検索してみましょう。
色々な情報がヒットしてくると思うので、見たいと思っただけでも見てみてください。でも、その記事に書いてあることにとらわれなくて良いです。「花屋は、どこでもこの記事のとおりなんだ」とは思わないでください。
各家庭がそれぞれ違うように、各店舗も違います。「こんな店もあるんだな」程度の情報として受け取ってください。もしも、読んだことすべてが先入観として脳に刷り込まれてしまうと思ったら、むしろ余計な検索などしないほうが良いです。
本屋に行ったら、花本を見てみる
これも、わざわざそのために行くことはありません。本屋に行くことがあったら、そのついでに花本・花雑誌のたぐいを、1冊2冊とめくってみてください。後々、花屋業務に慣れたら、自発的にチェックしたい雑誌などもでてくるので、「本屋の中で、自分の花屋業務に関係ありそうな本はどこにあるのか」を把握するつもりで見ておく、くらいの気持ちで良いです。
上に書いた「他店の店頭チェック」や「ネット検索」もそうなのですが、花屋の経験ゼロの方には、おそらく自分にとって本当に必要な情報を、目の前に並んでいる情報の群れの中から選んでくるすべが無いと思います。なので、そんなに頑張って情報探ししなくても良いです。これは、何店舗かの花屋経験を積んだ人でもそうなのですが、これから自分が行く店の実態は、行ってみないと分からない部分があります。そう思って、事前の勉強みたいなものは、すべて「なんとなく」でするだけいいです。
身近に花屋経験者がいれば、話を聞いてみる
気軽に何でも聞ける人の中に花屋経験者や、現役の花屋がいれば、一度話を聞いてみて損は無いと思います。なんでも、自分が疑問に思うこと、興味を持つことを聞いてみましょう。
私だったら何を聞くだろうかと考えてみましたが、
◆何人でシフトをまわしてる?
◆時給が上がったことはある?
◆シフトチェンジは気軽に出来る?
◆一番やりたくない仕事は何?
◆一番イヤだったお客はどんな人?
◆ダメダメなバイト君、いる? その人をベテランさんたちはどう扱ってる?
↑などのことを聞くかもしれません。
生の声の力は大きいので、あまりにもネガティブな情報を聞きすぎないように注意してください。そして、上の項目と同じように、経験者の人が言ったことが、ほかのすべての花屋にも当てはまるとは思わないことです。
家に来た花商品を観察してみる
たまたま、花束やアレンジメントをもらったり買ったりすることがあれば、興味本位の範囲で良いので、どうなっているのか構造を観察してみましょう。
はじめてフラワーアレンジをじっくりと見た人は、思いのほかたくさんの数の植物がスポンジにささっていること、一本一本の花が、ずいぶん短く切られていることに驚くかもしれません。
花束をもらったら、輪ゴムか紐のかかっているあたりを、左手で(左利きの人は右手で)持ち、左ひじを伸ばしてみてください。それが、花束を作っている最中の姿勢です(利き手でないほうの手で花を固定し、そこに利き手で花を加えていく)。こんな感じで作るんだなという、軽いシミュレーションのつもりでやってみてださい。
「きつい業務になる」ことを覚悟しておく
準備というよりも、大前提として、
「花屋業務はきつい」
「きつい仕事を、これから頑張ってやっていく」
ということを、事前にしっかり理解し、覚悟を決めておいてください。これさえ肝に銘じておけば、ほかの事前準備は要らないくらいです。
花屋の専門的な業務は、日々覚えていけば良い事です。そもそも、やってみないとわからないことが多いのです。余計な知恵をつけるより、まずは最初のシフトを勤め上げることが大事なのだと考えてください。