HOME > 花屋さんになる >ハローワークで花屋さんの求人を探そう

ハローワークで花屋さんの求人を探そう


ハローワークで花屋さんの求人を探そう

昔の職安、今のハローワークでも、花屋の求人を探すことができます。管理人も、情報検索でハローワークを利用したことがあります。
この記事では、ハローワークの利用の仕方や、ハローワークを利用するメリットを紹介します。

 

ハローワークに求職登録をしよう(雇用保険の受給者でなくても可)

雇用保険を受け取りにハローワークに行く、という話しを聞くことがありますが、雇用保険の受給者でなくても、求職登録すれば、ハローワークで求職活動することができます。情報端末も使えますし、求職相談にものってくれます。「履歴書」や「職務経歴書」の書き方を一から教えてくれたり、面接対策の個人指導もしてくれたりしますので、活用する気がある人には、良いサービスがそろっています。
また、私は自分で行ってみて分かったのですが、ハローワークの人は、意外に親身になって求職の世話を焼いてくれます。非常に相談のしがいがありますので、求職の悩み・不安のある方は、色々聞いてみると良いです。

住んでいるところの近くで花屋の仕事を探したい人は、住んでいる地元のハローワークに行くのが良いと思いますが、居住地と離れている場所にあるハローワークでも、求職活動することはできます。自分の働きたい場所の近くにあるハローワークを利用されると、多くの求人情報に出会えます。


ネットからも、ハローワークの求人情報を閲覧できる

ハローワークの求人情報は、ネットで見ることもできます⇒ハローワークインターネットサービス

ハローワークの求人検索で、花屋さんの求人を探そうとすると、意外に迷うのが「職種」の選択です。専門職なのか、技術職なのか、販売なのか、サービスなのか?と迷うのですが、実際に検索すると、あるときは「販売」でヒットし、あるときは「営業」でヒットする、という状況ですので(求人情報を出稿する側がどう入力するかによるのかもしれません)、花屋さんの情報があるかもしれない職種すべてに入ってみて、フリーワード検索で「花屋」「生花」「花卉」「フローリスト」などを検索してみると良いでしょう。


ハローワークの情報端末で求人情報を探すなら

民間の求人紹介サービスと同様、ハローワークの求人情報にも、花屋さんの情報はそう多くはありません。私の経験では、「花屋」というワードで検索してもらっても、ヒットするのは5件程度で、多いときでも10件には届かなかった覚えがあります。なので、あまり大きい期待をかけてはいけません。

また、上に「ワード検索をしてもらう」と書きましたが、ワード検索の機能は、カウンターの中の職員さんのPCでしか使えないので、「してもらう」なのです。ワード検索のためだけに、わざわざ並ぶのは面倒なのですが、そうしないと、「販売」や「サービス」のカテゴリで膨大にヒットする情報の中から、目視で数少ない「花屋」を拾い出さなければなりません。結局は順番待ちしてでもワード検索を頼むほうが時間の節約になると思います。


ハローワークを使うメリットは?

ハローワークの花屋求人は、民間の求人情報で探すよりも、正社員の率がやや高いように思います。また、「正社員」でないまでも、かなり正社員に近いような待遇の雇用も多いように思えます。花屋で働いて生活を立てることを真剣に考えている人には、ハローワークの情報が役に立つこともあるでしょう。
また、雇用の際に、ハローワークが間に入っているので、「そんなにおかしな店に当たることは無いんじゃないか」という人もいます。おかしな店というのは、

◆労働基準法を無視している(その他の法律も、色々無視している)
◆反社の人がオーナーで、その系統の人が出入りしている
◆求人情報に謳っていた雇用条件をまったく守ってくれない

↑このような店ですが、私は、これについては、「ハローワーク経由なら安心」とも言えないと思っています。確かに、ハローワークの紹介で「おかしな・妙な店」に当たったと聞いたことはありませんが、「安心」において、民間と格段に差があるとは思えません。ハローワークは、求人誌の広告出稿のように、高いお金がかかりませんので、かなり適当な意識で情報登録している会社もあり得ると思います。


ハローワークを経由した場合の応募手順とは?

ハローワーク経由で求人に応募すると、多くの場合は面接のアポをハローワークが取ってくれます(自分で企業に電話する必要があるケースもあります)。そして、ハローワークの紹介状を出してもらえます。
「紹介状あり」と聞くと、採用に有利と考える人もいるようですが、書類選考や面接になれば、何の紹介もない個人応募と、扱いはまったく変わりません。先方企業と応募者の、直接のやりとりになれば、もう個人応募と同じです。

採用・不採用は、応募者に通知されるので、求職者は結果をハローワークに連絡します。

不採用になった場合、雇用保険を受給している人は、応募したことが「求職活動」の一つになりますので、実績として申請することができます。


素早い行動が必要なのは、ハローワークでもアルバイト情報誌でも変わりなし!

ハローワークの花屋求人も、アルバイト情報誌や、花屋さんのスタッフ募集の貼り紙と同様に、良い仕事は早い者勝ちです。情報を見つけたら、素早く行動しましょう。

ハローワークを使うことも、ほかの方法で求職することも、本質的には何も変わりません。
しかし、「花屋の仕事を探そう」というときに、「ハローワークに行って探そう」と思う人は非常に少ないです(王道は、求人誌・折込チラシ・求人サイトです)。なので、もしもハローワークにしか求人情報を出していない花屋さんがあったとすれば、花屋アルバイトを探している大多数の人たちの視線をすり抜けて、残っていることもあるかと思います。そういうものに出会えば、ライバルの少ない求人を見つけたことになりますので、良い仕事先を得られることもあるでしょう。

とは言え、本気で花屋さんの仕事を探すなら、ハローワークだけで探すのは危険です。見つかる件数が少なすぎるので、効率が悪いです。思いつくすべての方法で、花屋求人を探すことをおすすめします。


【参考】雇用保険を受給するための「求職活動」とは?

雇用保険を受給するには、定められた回数の「求職活動」を行い、実績として提出する必要があります。
求職活動の実績となるものは、

◆求人に応募する(ハローワーク経由でなくてもかまいません)
◆ハローワークが「実績に数える」としているセミナーなどに参加する
◆ハローワークで求職相談する

↑などがあります。ちなみに、上の「ハローワークの情報端末で求人情報を探すなら」に書いた「カウンターでキーワード検索してもらう」という行為も、求職活動に含まれます。

 

ページトップに戻る