管理人が受けた面接を再現してみます
管理人が受けた面接を再現してみます
管理人が受けた面接をリアルに再現してみます
私は、今までに何回か花屋の面接試験を受けています。その、複数回の面接の記憶を総合し、かなりリアルに再現してみました。
面接を控えて不安な方は、これを見てシミュレーションしてみても良いかもしれません。
リアルな花屋面接の例です
※店=店側、つまり面接する側の人です
※私=面接を受ける側の人です
※一般的な花屋店員の、アルバイトの面接と思ってお読みください
店 「面接に応募していただいてありがとうございます。よろしくお願いします」
私 「〇〇と申します。よろしくお願いいたします」
店 「まずは、履歴書を拝見します」
履歴書を渡すと、相手はそれにざっと目を通します。
店 「経験は何店舗かあるんですね。どんな業務を経験していますか」
私 「仕入れ以外は、満遍なく経験していると思っています」
店 「運転免許もあるんですね」
私 「はい。……お店の車はトラックですか?」
店 「いえ、ワゴンです」
私 「マニュアルですか?」
店 「オートマですが」
私 「そうですか。ありがたいです。マニュアル車は乗ったことが無いもので」
私の場合、本当に不安なことはこちらから聞いてしまいます。
店 「花束は、もちろん作れますね?」
私 「はい」
店 「もちろん、アレンジも?」
私 「はい」
店 「アレンジは、いくらくらいのものを作った経験が多いですか」
私 「町の花屋では、2,500~3,000円くらいのものが主でした。生けこみ職人だったところでは、1~3万円クラスが多かったです」
店 「スピードはどうですか? 自分は早いと思いますか?」
私 「自分では普通だと思っています」
店 「1万円のアレンジができれば、段花はできますよね?」
私 「はい。毎日のように作っていたこともあります」
店 「基本的な花の扱いは大丈夫ですよね」
私 「常識的なことは分かっているつもりです。しかし、水揚げなどは、お店によって扱いが違うことが今までありましたので、こちらのお店のやり方を見て、それに従いたいと思います」
店 「大きな生けこみの経験が豊富なようですが……うちのお客さんは、主に住宅地の奥さん方です。そんなに派手な仕事はありませんよ。バイトさんには、一日中水揚げしてもらうような日もありますけど、そういうのは平気ですか」
私 「このお店に必要な仕事をやらせていただきたいと思っています」
店 「体力的にきつい仕事だということはわかっていますよね」
私 「はい、今までに楽な店はありませんでした。冬の寒さもよく分かっています。こちらのお店は、壁があるお店ですか?」
店 「扉を閉めればあるんですけどね、真冬も全開でやっています」
私 「なるほど。覚悟しておきます」
店 「なんで、うちの店に応募してくれたんですか?」
私 「花屋の求人を探していたら、こちらが目に入ったので……」
私の場合、「探していたら、お宅があったから」という、本当の理由を飾らず申告することにしています。
店 「うちの店、さっき見ましたよね? どうですか? 働けそうですか?」
私 「今まで、ここで働くのはイヤだと思ったお店は無いんです。雇っていただけるものなら、喜んで働かせてもらいます。あのお店の広さで、常時スタッフは何人でしょうか」
店 「常時、最低でも3人。理想的なのは、休憩のことも考えると4人です。モノ日は倍の8人くらい入ることもあります」
私 「シフトは楽にまわせる状況なのでしょうか」
店 「それが、厳しくてね。だから、今回募集をかけたんだけど……できれば、週5で、10時~21時の間で、なるべく長い時間入れる人を探しているんですよ。一日8時間以上は入ってもらいたい……」
私 「週5でも、週6でも大丈夫です」
店 「ホントですか」
私 「物日絡みなら、週7でも協力します。毎週は厳しいですが」
店 「毎週7は無いから大丈夫! それだけ入ってもらえると助かるんだよね……でも、時給は、広告にも書いたとおり、950円しか出せないんです」
私 「はい。承知しています」
店 「そのかわり、交通費は全額支給します。ここまで来るのは電車ですよね。往復いくら?」
私 「はい、260円ですが、定期の金額を調べておきます」
交通費を多めに貰う気持ちなど全く無いことを伝えます。
シフトと給料の話しが済むと、大事なことはもう済ませたことになるので、面接は終わる方向に進み始めます。
店 「最後に、接客の上で心がけていることがあったら聞かせてください」
私 「私は、自分が花を買うときに、どういうものが欲しいのか伝えるのが難しいと思ったことがあるので、お客さんが何を求めているのかヒアリングすることを大切にしたいと思っています」
店 「そちらからの質問はありますか?」
私 「どんな品物が多く出るのでしょうか」
店 「わりと安価なギフトが一番多いかな。あとは、自宅用切花。鉢物は、あまり動かないので、力を入れなくなりました」
私 「ありがとうございます。あと、一番忙しいのは、やはり母の日ですか?」
店 「うちは、むしろ年末が忙しいです。母の日も、当日はさすがに忙しいですけどね。ほかに質問は?」
私 「いえ、もう大丈夫です。ありがとうございます」
店 「では、面接を終わらせていただきます。採用かどうかは、明日までに電話で連絡させてもらいます」
私 「ありがとうございました」
かなりリアルだと思います。どうぞご参考に。