花屋さんの業務に適したエプロンとは? 花屋エプロン、フローリストエプロンと呼ばれるものは、本当に便利なのか?
花屋さんの「使えるエプロン」とは
エプロンは、無いと困るというほどのものではありませんが、大抵の花屋さんはつけています。
花屋業務は汚れるので、閉店後、着替えもしないで電車に乗って帰るような場合は、やはりつけたほうが良いと思います。
店の揃いのエプロンがある場合もありますが、自前で持ってくるように言われる場合も多いので、セレクトのポイントを紹介します。
目次 花屋さんの「使えるエプロン」とは
1.色は濃いめ、生地は厚め
2.前にスリット有りタイプ
3.ポケットは多い方が便利
4.管理人のエプロンは?
5.「フローリストエプロン」「花屋エプロン」というものがある
色は濃いめ、生地は厚め
色が濃い目が良いのは、言うまでも無く汚れを目立たせないためです。薄い色のエプロンが汚くなるくらいなら、つけないほうが良いくらいです。(管理人自身は、基本的に黒を選びます)
生地厚の方は、大きな力がかかる仕事が多いからです。厚くて縫製のしっかりしている方が、破れたり、紐が取れるなどのリスクが低いです。
前にスリット有りタイプ
花屋さんは、足を踏ん張る仕事、立膝で行う仕事が多いので、足捌きを良くするため、前割れてのもが動きやすいです。
ポケットは多い方が便利
花屋さんは、常に携帯する細かい道具が意外に多いです。ざっと挙げてみますと、
◆鋏(紙類を切るための)
◆ボールペン
◆マジック
◆電卓
◆フローラルテープ
◆ホチキス
◆メモ用紙
↑こんなところでしょうか。
ボールペンなど机の上に置けばいい、と思うのは、作業スペースのゆったりした花屋さんです。大人数で小さな作業スペースを奪い合うような、空間的なゆとりの無い店では、「今、自分が立っている場所で、何もかも行える」状況を作るために、あれもこれも持ち歩けるように、ポケットの多いエプロンが活躍します。
一つくらい、ファスナーの付いているポケットがあると、更に便利です。たとえば、「歩いて大きな鉢物配達し、出たついでに消耗品の購入」のようなお使いを頼まれたときにも、ファスナーポケットにお金を入れてしまえば、バック類を何も持たず、両手は品物のために使うだけで、身軽に出て行くことができます。
管理人のエプロンは?
(記事のトップの画像は、管理人の私物です)
私が使っているエプロンは、下のようなものです。
常に、4枚くらい持っています。
黒い前割れのエプロンは、どういうわけかスーパーなどではあまり見かけません。ただし、稀に見かけたときには、驚くほど値引きされて売っていることが多いです。(要するに、一般にはあまり売れないということでしょうか)
「フローリストエプロン」「花屋エプロン」というものがある
商品名が「フローリストエプロン」「花屋エプロン」というものがあります。たとえば、楽天市場で検索してみると、このようなものがヒットします→楽天市場 フローリストエプロン
「フローリストエプロン」として売っているものは、ほとんどが、シンプルで単色で、丈夫な生地のエプロンです。
特に、「花屋に便利な機能」が付いているわけではなく、いかにも花屋さんがつけていそうなエプロン、というネーミングのように思えます。なので、特に「フローリストエプロン」「花屋エプロン」の名称にこだわることなく、シンプルなエプロンを探して買えばいいと思います。