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フラワーデザインや、生け花の講師募集に申し込む


フラワーデザインや、生け花の講師募集に申し込む

カルチャーセンターや、大手のスクールでは、フラワー講師を募集していることがあります。
残念ながら、多数あるとは言えません。むしろ、少ない募集人数を、多くの希望者が奪い合っている状況です。
そのような狭き門ではありますが、もしもフラワー講師で生計を立てようと考えているなら、どんな機会も見逃さずに捕らえていくのも一つの道です。
この記事では、どこで講師募集の告知を見つければいいのか、また、応募する際にはどんな注意点があるのかなどを紹介します。

 

講師募集は、ここで見つけよう

私が、今までにフラワーデザインの講師や、生け花の講師、押し花アートの講師、プリザーブドフラワーの講師などの募集を見かけた場所をすべて書いて見ますと、以下のようになります。

◆新聞の折込チラシ
◆花屋店頭の貼紙
◆カルチャーセンター入り口の掲示板
◆求人雑誌
◆求人サイト

↑あちこちにあるじゃないか、と感じるかもしれません。しかし、募集数も募集人数も少ないので、豊富にあると錯覚してはいけません。

新聞の折込で見たことは、20年以上ウォッチしていて5~6回ですし、カルチャーセンターは2回くらい、花屋店頭は1回です。それぞれ、募集人数は「1名」だったように記憶します。
求人雑誌は、数冊買って、一つ載っているくらいの頻度だと思います。
求人サイトは、常時数件の募集が見つけられるので、「見つける効率」がいいのは求人サイトだと思います。下の項で、どんな求人サイトに載っているのか紹介しましょう。


 

花の講師募集が多い求人サイト

花の講師募集が、大抵常時載っている、比較的数多く載っているというサイトを、下記に紹介します。募集資格・条件・報酬などの相場を把握してみてはどうでしょうか。

そして、「これは逃したくない」と思う講師募集があれば、本気でやりたいなら即応募するべきだと思います。花屋の採用についてのページでも同じことを書いているのですが、「一日考えよう」などと思っていると、大抵取り逃します。そんな気持ちで見てみてください。(※講師のアシスト、という職もあります。アシスタントさんから始めたい人も御覧ください)

シゴトinバイト:フラワー講師……常時はありませんが、講師募集が掲載されることがあります(ほとんどフラワーアレンジメント)

上記のサイトを見ればお分かりかと思いますが、講師の仕事ばかりがずらずらと並んでいるわけではありません。数少ない講師の募集を、マメに見ては見つけ出すということになります。

また、Webの募集広告は、募集人数が殺到することがあり、結果的にかなり狭き門になることもあるので、探す効率は良いですが、採用される率になるとなんとも言えない部分があります。
そして、「探す効率が良い」のも、実はジャンルが限られていて、ほとんどがフラワーアレンジメント講師です。生け花系は、ほぼ無いと思うのが、正しい現状認識だと思います。


 

花団体公式の求人ページ

私の知る限りでは、花団体の公式サイトでは、唯一FDA(フラワーデコレーター協会)に求人のページがあります⇒FDA求人情報
いわゆる「講師」以外の仕事も含まれていますし、倍率も高いかと思いますが、よそでは見つからないタイプの仕事(海外の仕事など)もあるので、チェックしてみる価値はあると思います。
(FDAに関しては、当サイト内に関連記事があります⇒フラワーデコレーターFDA


 

講師募集を見かけたら、即申し込むべし

※「自分は、まだ様子見だ」と思っている人は、「即申し込み」でなくても良いです

上にも書きましたが、本気でその仕事を得たいなら、花の仕事は「見つける⇒即応募」が基本です。美容師さんなどは求人が多いので、一つ取り逃がしたところで全く痛痒無いのだそうですが、花の仕事は本当に「一期一会」くらいに思っているべきです。
よほど微妙な条件で、「一日考えたい」と思ったとしても、私ならば即応募するでしょう。断るのは、面接の後でもできるのですから。


 

講師採用の面接に行く心構え

講師採用の面接に行くなら、最低限気を使うべきこと、想定しておくべきことを挙げてみます。(私は、たった一回ですが、講師の面接を受けたことがあります)

きちんとした服装をしていく

講師は人の前に立つ仕事ですので、服装はチェックされると思いましょう。最低限、上着は着て行くべきだと思います。無難なのは、スーツです。Gパンはお勧めできません。

自己PR用の作品ファイルなどがあれば持って行く

スキルの一つとして、提出することができます。こういうときのために、ある程度きちんとした作品写真を残しておくと、役に立つことは多々あります。(状況によっては、出さない方が良い場合もあります。出しどころはよく見極めましょう)

講師の経験があれば、ほかのジャンルであっても申告する用意をしておく

花好きの人は、複数の花の趣味を持っていることが多いです。なので、たとえばフラワーアレンジメントの講師採用の場合でも、「押し花」「プリザブーケ」など、全然違うジャンルの講師を勤めたことがあるなら、それも「経験」として申告するつもりで出かけましょう。いざ面接になったときに、言える状況なら言う方がいいです。(遠慮するべきだと思ったら、言わないでおきましょう)

どんな小さな講師経験でも、申告した方がプラスになる

「経験不問」の講師募集でも、同じ程度のスキルの応募者が並んだ場合、少しでも経験のある人の方が採用され易いです。
たとえば、「友人の代講で、たった1時間だけ講師を務めた」などの経験があったなら、それは絶対に申告するべきです。もしも、複数の人間が1つの講師枠を争ったとして、ほかの人に講師経験がなかったら、「その1時間」のおかげで採用される可能性はきわめて高いです。遠慮せず、萎縮せずに、どんどん申告しましょう。

抜き打ちで、試験をされる場合もある

募集広告には一言も書いていない「実技試験」「筆記試験」が待っていることがあります。
ほとんどが、できて当然のことですので、あわてないで実力を発揮するために、「試験があるかもしれない」と心の準備をして面接にでかけましょう。


 

とにかくマメに動くことが勝利をもたらす

少ない求人募集を勝ち抜く術と共通なのですが、とにかくマメにアンテナを張って情報を集め、見つけたら即応募するのが、結局は勝利への早道のように思います。
コネなどの裏技を使わない「普通の応募」をするなら、一つ一つの応募と丁寧に、誠実に向き合っていくことと、面倒くさがらないことも重要なことです。


 

採用されなくても落ち込まないこと!

花の資格を持った人があふれている現状では、花の講師の仕事は狭き門です。 なので、「落ちて当然」くらいの心の強さを持っているべきかと思います。
本当に講師の仕事をしたいなら、不採用の経験を糧に、また次にチャレンジしたらいいのです。一日二日くらいは落ち込んでも、必ずまた立ち直ってください。

「不採用」になった時は、弱るべきときではありません。むしろ、強くなるべきときです。

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