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新人花屋スタッフのよくある失敗例


新人花屋スタッフのよくある失敗例

新人花屋スタッフさんのありがちな失敗例と、その回避方法

花屋の新人スタッフさん(全く未経験の新人さん)の、よくありがちな失敗例を挙げます。
比較的、どこの花屋でも起こりそうなものを挙げてみました。


 

新人花屋スタッフのよくある失敗例

◆花の箱を縦に持つ……生花の入っている箱は、たいてい長方体というか、細長い箱です。この中に、花は(枝もそうです)一方が先、一方が根元にそろえられて入っています。根元を下にして縦に持つ分には良いのですが、先(頭の方)を下にして持つと、花は頭を突かれてしまいます。花の箱は、基本的に「箱のどちら側に根元が入っている」とは明記されていません。つまり、天地の分からない状態です。その状態から、内部も確認せずに、縦に持って運んではいけません

◆花の長さを大事にしない……水揚げのときに、生花の根元を切る、という作業がよくあります。このときに、平気で5~6cmも切ってはいけません。最低限の長さを切ります。花は長さも値段のうちなので、いたずらに短くすることは、花の等級を無意味に下げていることと同じです。同じ一束の花で、長短が混ざっている状態で入荷したら、「切る長さ」の方を統一します。「切った後の長さ」をそろえようと思う必要はありません

◆傷んだ葉と傷んでいない葉の区別がつかない……傷んだ葉を取るのは良いのですが、「もともと星の入る葉」「少し茶色いくらいが普通の葉」「少々の色変わりや穴あきくらいは風情のうちの葉」なども全部取ってしまうと問題です。これは、教えてもらうしか回避方法はありません

◆捨てるべき花を売ってしまう……(これは、店内の情報が完全に共有されていればほとんど起こりません。が、「100%の共有」は意外に難しいです)捨てるべき花は、品物を見る目ができれば売ったりはしません。目ができないうちは、「ほかの花からちょっと離れて置かれているバケツ」に入っているものを、自分一人の判断で売らない方が良いです。「これ、出して大丈夫ですか?」と一言聞くだけで回避できます

◆予約品の花を売ってしまう……(これは、店内の情報が完全に共有されていればほとんど起こりません。が、「100%の共有」は意外に難しいです)予約品の花を売ってしまったとき、同じ種類の花の在庫があれば問題無いのですが、在庫が無いと、市場やほかの花屋を頼って品物を確保しに走らなければなりませんし、もしも確保できなかったら、予約のお客様に謝罪しなければなりません。ほかのスタッフさんの受注を完全に共有できないなら、「何らかの作為があって置かれているように見えるバケツ」や「ほかの花からちょっと離れて置かれているバケツ」に入っているものを、自分一人の判断で売らない方が良いです。「これ、出して大丈夫ですか?」と一言聞くだけで回避できます

◆水揚げの済んだ花と済んでいない花をごっちゃにしてしまう……整理した環境で水揚げをすれば回避できるはずです。もし分からなくなったら、済か未済か分からない花を、もう一度全部水揚げするしかありません。一部の花は二度手間になりますが、水揚げしていない花をそのままバケツに入れるよりはマシです

◆同じ花で、値段に差がある花材をごっちゃにしてしまう……素人目には「同じ花」と見えても、実は仕入値段に差があることがあります。同じ色で値段差100円くらいの花を気付かずに混ぜて売ってしまうと、安く売ろうが高く売ろうが良くありません。一見そっくりでも別口の花は、別の箱に分かれているなど、絶対にそれと分かる手がかりがあります。

◆お客さんに、作れない商品を「作れます」と断言してしまう……勝手に「当然できるだろう」と判断して答えないのが回避策です。ウエディングブーケなどは、受けない店は受けませんし(そんな注文が普段来ないと、新人さんに特に「受けないように」とは言わないものです)、いつも受けているから良いはずだと思って供花を受けたら、その日に限って白菊が足りなくて受けられない、ということもあります

◆花キューピットをやっていないのに、「やってます」とお客さんに言ってしまう……たまに、花キューピットのことを、「花屋さんから花を届けることの総称」と思っている人がいます。そう信じたまま店頭に立つと、花キューピットに加盟していない店なのに、「花キューピットやってます」と答えてしまうことが起こり得ます。花キューピットは、花キューピットの加盟店に入っていない店ではできません

 

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