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花屋アルバイト採用の決め手になるものは


花屋アルバイト採用の決め手になるものは

管理人が今まで実際に見聞きした、花屋さんのアルバイト採用の決め手となったものを紹介します。これから花屋さんに雇ってもらおうという方は、参考になさってください。

 

花屋業務経験者

花屋さんの求人広告は、ほとんどが「経験者に限る」か、「経験者優遇」と明記してあります。
「経験問わず」と記載されていても、求人応募者の中に「経験有り」の人と「経験無し」の人がいた場合、あえて経験の無い人を選ぶことはほとんどありません。どんなかたちででも、花関係業務を経験している方が圧倒的に有利です。

母の日や、年末のみの短期バイトでもいいので、花屋の実務を経験する機会があれば、逃さずに経験しておくと、採用時に利点になります。


シフトに入れる時間が長い人、土日祝日も入れる人

正直な話、店が欲しい人材というのは、「来て欲しいときには、いつでも来てくれる人」です。店にとって、都合よくシフトに入ってくれる人がありがたいのです。
なので、入れない日が多い人、入れない時間帯が多い人は、腕が良さそうでも敬遠されることがあります。また、物日に協力できない人(=お彼岸や母の日のような、花屋の品物が動く日に休みたがる人)も喜ばれません。

もしも、「どんどんシフトを入れてもらってかまわない」と思っているなら、それを力強くアピールすると、良い結果につながることが多いと思います。


力持ちに見える・力持ちである

くだらないようですが、雇う側には結構重要なポイントです。
花屋業務は力仕事が非常に多いです。非力な人は、実際に音を上げて辞めていきます。また、力の無い人が無理をして、体を壊されたら店も困るのです。

私は、見かけがひょろひょろなので、この点は不利なことがわかっていますから、面接では力持ちを全力でアピールします。


余計な知恵が付いていない

余計な知恵とは、フラワーアレンジメントの専門的な知識や、いけばなの経験です。
そういう経験はプラス要素ではないのか、と思ったら大間違いで、花屋さんは、いけばなやフラワーアレンジメントの長い経験がある人は、むしろ嫌います。なぜなら、それらを長く勉強したような人は、商品よりも作品に親しみ、値段に見合わない手間を切り捨てることが下手だったり、花のスタイルが固定して矯正が難しい、などの可能性があるからです。
要するに、面倒な習慣を持っている人かもしれない、と警戒されるわけです。

ちなみに、私は40年もいけばなを習っていますが、花屋さんの面接では、聞かれない限りは「いけばな師範です」とは言いません。


徒歩出勤可能

これもくだらないようですが、現実にはこれも大きな要因になり得ます。
歩いて通えるということは、交通費がかかりません。そして、近所ですから、残業で夜遅くなっても帰り道の心配が少ないです。
更に、その人を通じて、近所の人脈を増やせることがあります。私が実際に勤務したA店では、アルバイト店員のお母さんが小学校のPTA会長さんで、その小学校関連の花の注文を、最終的にA店が独占してしまいました。土地の有力者にコネがあるような方は、さりげなくアピールしておくといいかもしれません。


外見

(この項は、「身ぎれいな、きちんとしている見た目」で面接に行くことは大前提、としてお読みください)

見た目の良し悪しの選別は、無いとは言えません。おしゃれかどうか、顔がきれいかどうかどうかが採用結果を左右することは、やはりあります。私は、実際に何度も見ています。

花屋さんは、美男・美女でなくても、ファッションセンスが良くなくても務まります。でも、ファッションや顔も面接でチェックされていると私は感じています。

ファッションの方で言うと、たとえばカントリーテイストのお店なら、クールでシャープなファッションの人よりも、ナチュラルで温かみのあるファッションの人の方が選ばれやすいと思います。これについては、どこにもデータなどありませんが、私は実地で見てそう思うのです。もしも、店の雰囲気に合わせた服装を整えることができるのであれば、戦略的に店に気に入られそうな服で面接に臨んでみてはどうでしょうか。

また、採用者が、自分の好みのかわいい子を選ぶということも、あります。(ありました。私は見ました。それも、何度も)容姿が良い人は、それだけでプラス要素になるのだと思って、自信につなげてください。

 

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